Ogura Manabu
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ものすごく目線の遠い話ではあります。すぐにやってくる、という話ではなく。

「グローバリゼーションはいずれ逆回転する」という主旨の記事がBloomberg Businessweekに掲載されていました。グローバリゼーションという言葉は定義しずらいものがありますが、この場合のグローバリゼーションは貿易と投資に関して、を言い文化の均一化や慣行旅行の多さは含めないこととします。

その意味でのグローバリゼーションは、現在までは先進国が新興国の安い労働力や安い資源を使って先進国により多くの富をもたらすという構図でした。何度かここにも書かせてもらいましたがグローバリゼーションの経済的側面はすなわち先進国が新興国の労働力と資源を安く使うという構図があったのです。

それがここにきて、先進国からみて新興国の旨味が急激に薄れてきました。要するに交易条件が悪化し続けてついには先進国国内で完結したほうが実は安上がりなのではないか、という水準です。

グローバリゼーションは必然的に先進国にデフレ圧力をうんで新興国にインフレ圧力を生みます。なのでいずれどこかで均衡するポイントがあり、その時こそ先進国はこの世に搾取するべき対象がなくなってしまう瞬間です。

先進国はより搾取の度合いを強めていかないと先進国内の企業が儲かりませんが、新興国はそうはさせまいとより保護主義的な政策をとります。新興国の国内市場は先進国企業にとっては最後のフロンティアなので、国家間の摩擦はより大きくなるでしょうね。

そういう感じで、ちょっとしたことで局地的な戦争が起こったりして突然グローバリゼーションは終わる… みたいなイメージを持ってます。

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