Ogura Manabu
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経済の開放、金融の開放を勧める李克強

へー、これを「中国で商売したかったらこれ買えよ」って外銀に売りつけて国内銀行の不良債権を外銀に売りつけんのかなぁ、サブプライムで懲りてる外銀が進んでこんなの買うとは思えないけどなぁ、というのが第一印象。

ロイターで、

ローンをパッケージして証券化するパイロットプログラム、外銀にも拡大

というニュース。結局、サブプライムローンの教訓は「貸付先のクレジット・クオリティを査定する所在が曖昧になることがあってはならない」ということであったと思う。

ローンを証券化するということはまさに貸付先のクレジットリスクが曖昧になることになる。そして中国の銀行はこのテのローンを膨大に抱えているが融資先のクレジットを緻密にやっているとは思えず、仮に貸付先の格付けが投資適格であったとしてもその債券にヘンテコな条項がついていたりしても証券化してしまえば見破るのは至難の業だ。

それを知っている中国の銀行同士では証券化してオフバランスしたいと思っても買い手がいない。なので外銀に売りようとする算段なのか。外銀は中国国内ではまだ立場が弱いから、ジャンクが多少混じっていても「証券市場活性化のために、協力してください」なんて言われたら逆らえないのかもしれない。

ちなみに、これがサブプライムローンのような問題になることはあり得ない。取引市場が小さすぎるからだ。

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