Ogura Manabu

中国の短期金利の上昇と中国株価の2014年の好調可能性を伝える

2013年はパッとしなかった中国・香港株式。さらにここにきて追い打ちをかけるようにSHIBORの急激な上昇が伝えられた。インターバンクレートが急上昇したということは、銀行間が疑心暗鬼になってカネを貸さないようになってしまったことを意味する。

クリスマス、旧正月と中国も一年の区切りを迎えるため何かと入り用があり資金需要が出るのだろう。

このインターバンクレートの急激な上昇はもちろん中央政府が危惧するところだから、中国人民銀行(中央銀行)はキャッシュをどっと入れて金利を無理やり下落させるだろう。また中央政府はメディアに対して「キャッシュの逼迫」という言葉を使わないように指示しているらしい。

ところで、今日友人からすごい話を聞いた。中国ではヤミ金、すなわちライセンスのない貸金業者がカネを貸すことの規制はなく、法定金利の4倍までなら合意したとおりに貸金業者に法的保護が与えられるという。

すなわちヤミ金業者が裁判に訴えれば、元本プラス法定金利の4倍までながらヤミ金業者が勝つということになる。

とはいえ、日本でもそうであったようにヤミ金業者を徹底的に取り締まると困るのは「ちょっと入り用」がある人たちである。中国の場合、ただでさえ銀行でカネを借りれなくて夜逃げするような経営者がたくさんいるからヤミ金を完全に取り締まると彼らを絶命させることになる。

倒産や破産は新しい事業機会を見つけ資源の再分配を最適化するのに必要な制度なのだが、問題を先延ばししたい中国は多くの倒産・破産を認めないのだ。

そして更に驚くべきことに、このヤミ金業者は資金繰りが厳しい地方銀行にカネを貸しているという。小さな銀行は貸し倒れの件数が増えるとたちまち経営に窮する。そんな地方銀行にヤミ金がカネを貸し付けているらしい。

中国で小さな銀行が倒れたというニュースを聞いたら、それはクレジットクランチの始まりだろう。

コメントを投稿するにはログインしてください