Ogura Manabu


ちょっと面白い視点があった。

香港でカネを落としてくれる中国人の買い物客が少なくなってきているのはこのブログでも何度も指摘している。香港居民としては、中国人にカネを落としてもらわないと香港経済の成長が見込めないので心配している。

習近平の贅沢禁止政策や同じラグジュアリーブランドを買うにしてもフランスやアメリカに行って買ったほうが安いという事情から香港のリテールマーケットはこれから冬の時代を迎えると思っていた。

そして実際に冬の時代を迎えそうなのだが、仮に香港で売上が落ちたとしても香港からは撤退するべきでない事情があるという。それは、香港にお店を出していることで中華圏の人たちへの大いなるアピールになるからだ。すなわち広告効果があるということだ。

アジアで展開するにあたってまず香港にお店を出し、それから中国やシンガポール、マレーシアなどに展開するというスタイルがすっかり定着しているので香港で売上がたちビジネスがうまく回ることも大切だが、仮にうまく回らなくても香港での広告効果は絶大であるため香港店は閉じない。

なのでお店に閑古鳥が鳴いてもブランドショップが香港には立ち並び続けるのだ。それも奇妙な光景だけれど。

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