Ogura Manabu
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ヨーロッパ圏の統一を、通貨によって目指した試みは強いドイツ・フランスと弱いその他の国々との格差が結局埋めきれず、異なる修正を持つ民族の間で同じ通貨を持つことの矛盾が吹き出してECBやLTROの救出を待たねばならなかった。

それからユーロは、空中分解しそうな状態から様々な矛盾を克服しながらゆるやかな統一を目指すのかというとそうでもないっぽい。

スイスの移民受け入れ拒否、ドイツ憲法裁判所のECBが国債を購入することへの合憲性判断、そしてECBのスコットランド独立であればEU加入は認められないとのEUの判断…

通貨を統一し、さらに人の移動を自由にすることの矛盾を強い国がカネで解決するのが今後のユーロのあり方であるとすると、これらの事象はそこから少し距離があるように感じる。

心配症な人であれば、今後弱小国がユーロから離脱したときに金融市場に動揺を与えないよにする布石であるとも考えるだろう。

このあたりでユーロの夢は頓挫するんだろうか。

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