Ogura Manabu


AMGのポートフォリオに対する考え方とほぼ同じだったので紹介。

・60/40
・ヘッジファンドは入れない
・政策金利は気にしない


これらの考え方はアメリカで生まれたアドバイザーの標準的なアドバイスパッケージで、AMGはそれを踏襲しているので、むしろAMGが標準的な仕事をしているというべきか。

60/40は、運用資産の60%を株式に40%を債券に投資するというものである。これにはいくつかポイントがあって、一度60/40と決めたら毎月、あるいは数ヶ月に一度は株式/債券の運用割合を60/40に戻すことをする。たとえば株式が上がって70/30になれば、10の株式を売って10の債券を買う。

こうすることで自動的に高く売って安く買うことが自動的に実行できる。通常、タイミングや気持ちで買ってしまうとついつい安く売って高く買う。上昇を続ける株価を見てるとまだまだ上昇しそうだと判断して更に買い増す、ということだ。

60/40はこの人間の感情を排除することが最も優れた点であり、ビデオの中にもあるとおりこの手法は有効であることが統計的に分かっている。

ヘッジ・ファンドは入れない、という点だがAMGの場合そもそも取り扱えるヘッジ・ファンド数が多くないこともあるが透明性や流動性の点からヘッジ・ファンドに投資をしようというインセンティブがほとんどない。リーマン・ショックでわかったことは、流動性が一気に干上がったときにプライシングもなされないアセットクラスは持つべきではないということだ。

また、政策金利(公定歩合)はニュースのネタとしては取り上げるのだがこの60/40ポートフォリオを採用している限り政策金利がどうであっても機械的にポートフォリオを調整するだけである。なので金融市場に及ぼす影響はよく理解しているものの、ポートフォリオ運営について影響を与えるのはファンドの最終的なNAVプライスだけ。

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