Ogura Manabu
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アメリカの生産性(青)と中間所得水準の推移(灰色)

生産性が上がる、ということは単位時間あたりに生みだす付加価値が高くなっているということだ。ふつう、それにともなって賃金も上昇する。今まで1時間あたり10個作れていたものが11個つくれるようになれば、給料も10%アップ…

のような時代はこのグラフを見る限り1980年台で終了している。すなわち、いくら生産性を向上させても給料が上昇しない状態がここ30年続いているのである。1980年と比較して生産性は2倍になっているのに給料はほとんど横ばい。2000年からみるとむしろ低下している。

ざっくりいうと「頑張って仕事して結果も出してるのに給料が上がらない」ということになる。

頑張って仕事した結果(=オカネ)はどこに行ったのか。この中間層に分配されているのではなく、「資本家」と「一部高級(高給)管理職」に行ってしまった。これほどまでに再分配がうまくいっていないのに、そしてその状態が長く続いているのにアメリカはなんとなく脳天気だ。

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