Ogura Manabu
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BBCのドキュメンタリーで、前アメリカ財務長官のハンク・ポールソンが恐ろしいことを語っていた

「フレディマックとファニーメイの雲行きがあやしくなってきたとき、両社が発行した不動産担保証券の3分の1の株式を握っていた外国人投資家 - これは中国政府のことだけれども - は両社の行く末を非常に懸念していた。外国人投資家保有分で1.7兆ドルもあったからね。

私は中国の高官に会いに行き、それらを市場で売らないようにお願いした。また、中国政府に対してもアメリカの中央銀行にカネを貸してくれるように頼んだ。金融市場が壊滅状態になることを避けるため、それが故に中国が大きな損失を被らないように。

そして、誰とは言わないがロシアの高官にも会った。そこでその高官は「中国に『一緒に不動産担保証券を市場で売ろうぜ』と誘ったんだが断られた」という話を聞いて愕然とした。我々は非常に危ういところにいる、と」


ロシアはいつでもアメリカをぶっ潰す戦略を練っている。ロシアが孤立すればするほど、ロシアはその作戦を実行しやすくなる。アメリカやその他先進諸国のように、とけない毛糸のように互いに複雑に絡み合った関係の中にいては少しのさざ波を立てるだけで大きな衝撃が走ることもある…

クリミア問題でロシアと欧米の対立が深まっているが、ロシアはもともとそういう国だった、ということを思い出させるエピソードだった。

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