Ogura Manabu
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月曜、日本の安部首相が香港で

今が絶好のチャンスです、日本に投資して下さい!

と投資家向けのカンファレンスで発言していた。消費税を増税することで国家財務の健全性を確保し、異次元緩和の継続で資産価値は上がり、法人税の実効税率も下げた…と。

たとえば、野田前首相が在任中に香港にきて在任中に投資家向けにカンファレンスをすることはなかったので、投資家からみれば売り込みに来ているだけでも大きな進歩だと思う。認知されないことには投資の対象として俎上にのることはないからだ。

ただ、少子化の問題や行政の効率性、国の借金など投資家サイドからみて二の足を踏む点は多い。長期投資を考える際、子供が少なくては総需要も当然先細っていくとかんがえるのが通常だし、国の借金が多ければ利息にからめとられて政府が需要創出することは望めない。

欧米がQE縮小、利上げと突き進む中で昨年の日本の立ち位置は際立っていたのでわーっと株式市場にオカネが集まったが、貿易赤字拡大や成長鈍化など思ったように効果が出なかったので投資家が「買い向かうぞ〜」という気分にはならないんだろう。

メディアは「市場は安部首相に失望」と書くが、移り気なマーケットが日本という投資テーマに飽きただけのような気がする。中国や韓国はしょっちゅう投資家回りをしているし、アメリカやカナダは州単位で売り込みに来ているので、日本もこういった取り組みをバシバシして日本にオカネを呼びこむべきだろう。

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