Ogura Manabu

ポール・クルーグマン先生

アメリカには仕事がない… それが一番の問題だ

ノーベル経済学賞をとったポール・クルーグマン教授がBloombergのインタビューにて発言した言葉。雇用者(=会社)は雇用を渋くし、何百万人がいまだ雇用を奪われたままでいる、という。

しかもアメリカの経済成長率が2.5%だったことをうけて「私たちはけっこうよくやっているじゃないか」と思うこと自体がいかに"低成長"に慣れてしまっているかを物語っているという。

クルーグマン教授によるとあれだけQEを発動したのだから現在4-5%くらいの経済成長率を記録していないと"よくやっている"という状態ではないらしい。

企業のデレバレッジ、すなわち負債を圧縮する過程がほとんど終わったといえるアメリカが雇用を回復させない原因はなにか、というとそもそもそんな大人数を雇用できるほどのビジネスがアメリカには存在していなかったということに尽きるのではないだろうか。

サブプライム危機前は、住宅ブームで様々な業種が大きく儲けた。レバレッジもかかってたのでカネ回りがよく会社経営者の見通しは明るかったのではなかろうか。見通しが明るければ更に雇用を生み…という好循環が生まれる。

そのカネの出どころは結局誰かがリスクを取った融資であったのだとすれば… 国内の成長エンジンが不調なのであれば、やはり中国など新興国に頑張ってもらうほかない。

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