Ogura Manabu
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ファイナンシャル・アドバイザーだけでなく、経済や金融に詳しい人々は賃貸と持ち家のどちらがいいか?という論争に以下の様な理由で"賃貸有利"という結論を出したがる。

- レバレッジをかけて投資をするなんて原理的にFXと一緒だからやってはいけない
- 資産は価値劣化が大きい
- "所有感"またはそれに付随する"優越感"なんかにオカネを払うべきではない


というのが主な理由である。ただ、この理由は大切な問いに答えていない。それは持ち家が資産運用として有用な場合はあるか、ということだ。結論からいって、家をレバレッジをかけて購入することに資産運用として有用な場合はある。

たとえば上の図はアメリカの賃貸している人の可処分所得における賃貸料の率と同じくアメリカの家を購入した人の可処分所得における住宅ローンの返済額の率だ。

アメリカは住宅を負債をおってまで購入するというモチベーションが著しく下がったために賃貸派が明らかに多くを占めるようになった。その結果、賃貸料が値上がりし住宅を買う人は賃貸収入にプレミアムがのることになる。

固定資産税などを含めたとしても、平均して30%の賃貸支出率と15%の住宅ローン返済率であれば平均的な不動産投資家は10%程度の利回りを得られることになろう。2倍のレバレッジをかければ、6-7年で回収できる計算となる。

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