Ogura Manabu


すごくざっくり言ってしまうと、不景気の時には「癒やし」や「きずな」などがキーワードになるのに対し、好景気の時には「最先端」や「人とは違う」がキーワードになっていると思う。それはある意味、物質的なものを重要視するか精神的なものを重要視するかのバランスだ。

30代以降であれば、既に景気の一巡は経験しているはずなので現在の景況感がどちらに傾いているかは感覚的に分かるだろう。

日本やアメリカ、そしてヨーロッパなど先進諸国は景気の針は真ん中よりも好景気にふれているし、逆にアジアの新興諸国は真ん中よりも不景気にふれている。景気指標はアメリカの場合、政府が出しているもので400、民間が出しているものをあわせると40,000もある。

エコノミストの仕事はこれらの中から自分の作ったストーリーに沿うような数字を選んでレポートにする(そして、そのエコノミストのレポートはほとんどの場合景気を正しく予測しない。毎年平均で、GDPの予測はプラスマイナス3.5%ずれる。GDP予測でこの誤差は何も予測していないに等しい)。

エコノミストの予測は当たらないので、いっそのことハムケツ指数というものを作ったらどうかと今思った。

ハムケツ指数とは、ハムスターのお尻を見て「癒やされた」「癒やされない」という人をカウントして定点観測し、その平均値より癒やされた人が多ければ不景気によっており金融緩和や財政出動が必要となる。しかし「癒やされない」人が増えてくると金融・財政緩和は縮小する。

つまらない経済指標を見て景気をあ~だこ~だと言うくらいなら(しかもそれは当たらない)、少なくとも誰か一人くらいは癒やされるハムケツを見て景気の行き先を占うほうが人類の幸福の総量は増えると思うが。

ちなみ僕はハムケツを見てホッコリしてしまった。香港は景気が悪いのかもしれない。

コメントを投稿するにはログインしてください