Ogura Manabu

モーニングスターも驚きをもって伝えている


4月、アメリカの債券ファンドに410億米ドルもの純流入(流入マイナス流出)があったということがバンク・オブ・アメリカのリサーチで分かった。

昨年後半を振り返ってみると利上げ期待から債券市場から資金が流出しまくっていた。株価の上昇もあってリスクを取るなら債券よりも株式!という投資家がほとんどであったように思われる。

一般的に債券ファンドは金利が1%上昇すれば3-4%のマイナスとなると言われているから(債券ファンドの保有債券のデュレーションが平均3-4年だからだろう)、金利上昇が少なくとも期待される局面では債券市場にオカネは集まりにくい。

しかし昨日も書いたのだが当分の間は力強い景気の回復が見込めないため「債券でも買ってポートフォリオリスクを薄めておこう」とする投資家が多くいてもおかしくはない。

ポートフォリオ・マネジメント上ではこれから金利上昇局面が来たとしても債券を全部手放すということはない。価格が下がったらポジションを積み増し、上がったら減らす。その時々で勝ち馬に乗ろうとする戦略はほとんどが失敗に終わる。私たちアドバイザーの仕事は未来を予測することではないし、そんなことが出来るとも思っていない。

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