Kobayashi Masayasu

 今年は香港においてもインフルエンザが猛威をふるいました。インフルエンザによる死者も例年になく多く発生したとのことです。日本と比較して香港は湿度が高く、蔓延する恐れは小さいかと思っていたのですが、日本と違い、うがいやマスクをする習慣が少ないのと、人口の密度が非常に高いのも要因かもしれませんね。

 

 このインフルエンザに対してはワクチン(予防接種)の接種が病院をはじめとする医療機関や公共媒体を通じて多く発信されますので、毎年かならず接種されている方も多いと思います。私も仕事柄、インフルエンザワクチンは11月頃には香港か日本で必ず接種します。(効果の程は賛否両論ありますが・・・)

 

 しかし、ここ香港をはじめとする海外に渡航する際には、成人してからもインフルエンザワクチン以外にも接種が望ましいと思われるワクチンがあるのをご存知でしょうか?

 

 今回より2回にわけて、香港で少しでも安心して過ごすことのできるワクチン(疾患)に関することをご紹介していきたいと思います。

 

トラベラーズワクチン

 

 一般的には「トラベラーズワクチン」と言われています。日本ではあまりこの存在を知る人は多くないのですが、欧米をはじめとする先進国ではトラベルクリニックと言われている医療機関が多く存在し、海外へ渡航する多くの人は事前にワクチンを接種していると言われております。私も日本から香港へ赴任する際には、必須のワクチンは接種しました。

 

 また日本には無い習慣ですが、海外では医療機関でワクチンを接種すると「Immunization Record」と言われる免疫記録・予防接種記録が発行されるのが一般的です。欧米では入学や進学、転校時に必須証明書として要求されます。

Immunization Record 例

 

 グローバル化が進み海外留学が一般的になってきた現在では、本人だけでなくお子様に対してもこういったことにも配慮をする必要がありますね。また、ワクチンの種類によっては免疫獲得や接種スケジュールに時間が掛かるものもあり、時間的に間に合わない!なんてことにならないように気を付けたいものです。

 

 日本企業による海外進出も多いこの時代ですが、会社の海外に対する進出実績によりましては適切なワクチンの接種をアドバイスしてくれない(誰も分からないのが現状)ことも多く、正しい知識を持って自衛することがこれからのビジネスマンには必要かと思われます。

 

日本はワクチン後進国?

 

 医療技術や医療設備において日本は世界のトップレベルにあると思われますが、実はこのワクチンに関しては残念ながら「後進国」と言われているそうです。ワクチンに対する行政の方針がコロコロ変化することも要因のひとつかもしれませんね。

 

 世の中には数多くのワクチンが存在しますが、ここでは主に香港、中国本土に渡航する際に接種が推奨されるものについてご紹介してみたいと思います。

 

 私たちAMGのお客様にも香港が大好きになってしまい、年に何度もご来港される方が多くいらっしゃいます。ここ香港は衛生面からも問題は少ないとは言われておりますが、香港をさらに安心して満喫していただくためにも、必要なワクチンは接種された方がよろしいかもしれません。

 

 ただし、ワクチンには副作用の問題もありますので、かならずかかりつけのお医者さんにご相談されることを強くお勧め致します。
(※日本においては未承認のワクチンもありますので、接種により重大な健康被害があった場合のことなども、かならずお医者さんと事前の確認が必要です。ちなみに日本で未承認のワクチンによる重大健康問題発生時は、医薬品医療機器総合機構法による救済は適用されません。リスクとベネフィットを良く考慮して接種されることが大切ですね。)

 

 

 次回は香港・中国に必要と言われている主なワクチン対象疾患の概略などをご紹介したいと思います。

 

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