日本人チーム

 

 香港で「投資」と聞くとあなたはどのようなイメージを持ちますか?きっとほとんどの方は悪いイメージが先行してしまうでしょう。自分自身の感覚ですが、実際日本人が関与する大きな詐欺事件はオリンピックの周期のように4年に一度のペースで香港で起きているような気がします。

 

 しかしそのほとんどは、香港人や外国人が騙しているというわけではなく、日本人が「香港」という名前を利用して日本人を騙しているにすぎません。これから話す注意事項に気を付けていただくだけで、詐欺に合う可能性の90%がカットされるとお考えください。



 

1.ライセンスを確認する。

 

 金融商品はその性質上、どこの国でも日本の金融庁にあたる監督庁が管理しています。金融商品とその話しをする人物が、そこの国のライセンスを保有しているかどうかをまずご確認ください。そしてそのライセンス番号をその国の金融庁に問い合わせて確認します。香港であれば証券や投資信託に関してはSFC、保険に関してはPIBAが監督していますので、そのホームページにアクセスし、ライセンス番号を入力するだけでその人物がどこに所属している誰なのか確認することができます。

 

PIBA

http://www.piba.org.hk/

 

SFC

http://www.sfc.hk/web/EN/index.html

※ライセンスの確認方法についての詳細はこちらのページのスライドで確認出来ます。
 

 もちろん英語もしくは広東語で表記されているホームページなので、面倒だと感じしてしまうかもしれませんが、ご自身の大事な資産を守るために必ずライセンスの確認は怠らないようにしてください。



 

2.小口で高配当な投資案件には要注意。

 

「毎月2‐5%の配当がもらえます!」

 

 こういった高配当を謳う’投資案件’のほとんどは詐欺です。実際香港で起きた詐欺事件も投資内容が変わるだけでこの謳い文句が変わることはありません。この話が本当であれば大変魅力的ではありますが、逆にあなたが運用側だったとして考えてみてください。年間24%~60%の返済をしなければいけないローンを借りて商売を起こそうと考えますか?相当その商売に自信があったとしても、一番低金利でお金を貸してくれる銀行を探すはずです。

 

 また確実な高配当の運用があれば、銀行や保険会社などの金融機関が目をつけないはずがありません。その話は、高配当であるにも関わらず金融機関がお金を出さないような案件なのです。またコストの面から考えたとしても、小口で多数の投資家からお金を集めるよりも、金融機関から一括でお金を集めたほうがかかりません。



 

3.投資金の支払先は?

 

 投資信託などがそうですが、基本的に販売者と運用者と信託(受託者)は分かれています。これは顧客から預かった資金を持ち逃げしたり不正を防ぐために別れています。もしもあなたの投資資金の振り込み先が販売者自身の個人口座だったり販売会社の法人口座であった場合は要注意です。




 

 上記3点に気を付けていただくことで、詐欺案件の90%は回避することができるようになります。では残りの10%はどうしたら回避できるのでしょうか?それは「長期的な視点を取り入れる」ことだと思います。

 

 ご紹介した3点の注意事項はテクニカルな面でのお話しですが、長期的な視点を取り入れるというはことは根本的な考え方の見直しです。短期間で大きな見返りを求めようという考え方を持ってしまうと、投資詐欺に騙されてしまったり、デイトレードのようなリスク性の高い投資で大きな損失を出してしまいます。

 

 元来株式投資というのは、その企業の成長に「投資」をして成長した際にリターンを享受するというものです。その企業は1日2日で成長するわけではありません。今優良企業と呼ばれる企業も長い年月をかけて成長してきました。そのリスクと成長性を長期的な視点を持って見守るという考え方にシフトチェンジできれば、’詐欺案件’の運用内容の不自然さに気付くことができるのではないでしょうか。

 

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